阪神今岡、9回2死から逆転3ラン! [日刊スポーツ]
2005年9月25日 阪神とか野球とか阪神今岡、9回2死から逆転3ラン
http://www.nikkansports.com/ns/baseball/p-bb-tp0-050926-0026.html
な〜んか重い雰囲気の試合でした。
カープ先発大島のキレのあるボールを前に打線は沈黙。
更に阪神先発杉山は目に見えてボールが来てなくて、毎回のようにランナーを出す苦しい展開。
そんな展開になると打線もなかなか流れを掴めない悪循環。
けれど、それでも6回を2失点で抑えた杉山は立派やったと思います。
悪いなりにそれなりの結果を残すっていうのは成長の証かと。
2点を先取された後の7回、相手のエラーもありすぐさま逆転。
何とか杉山に勝ちを!っていう気持ちを強く感じた攻撃、チームメートへの思いやり、結束の強さを見たような気がします。
いやー、けど桧山の当たりはヒットにしてほしかったけどな〜。
けれども、今日の重い試合はこれで終わりにならない。
逆転した次の回、JQKのJが登板。
すぐに打たれて、ファーボールも絡んで満塁に。
重い〜重いぞ〜!!!
すぐさまQが火消し登板で、どうにか無失点で切り抜け、杉山の権利はそのままに。
しかし次の回、今度はQが掴まり、自らのワイルドピッチとエラーも絡んで逆転を許す。
どうも杉山の勝ち投手への気持ちが、逆に悪い方に出ちゃった気がする。
JもQも堅かったもんな〜。
Qは特に調子が落ちたのではなく、ただ単に堅くなっただけと信じたい。
今シーズンもあと少し、何とか踏ん張って!!
試合は重い空気のまま9回へ。
重さはそのままベイルにも伝染して、先頭打者の赤星に粘られた末、四球を献上。
その後の初球をあっさり送られワンアウト二塁。
タイガースの攻撃としては、今日初めてのスムーズな流れだったような・・・(爆
次の打者、浜中にはストレートの四球を与え、バッターはここ3試合調子の出ない兄貴。
なかなかいい当たりを打つもファースト新井の真正面へ。
ああ、やっぱ流れが悪い・・・・とその時は思ったけど、よく考えたらライナーでゲッツーにならなくて良かったなあ・・・。
そして、9回ツーアウト一三塁で打者今岡。
こういう場面にめっぽう強い今岡。
ここ最近、兄貴と一緒に低調になっちゃってる今岡。
けど、打つんだよな〜今岡は!!!
起死回生の逆転スリーラン!!!!
ランナーいたら調子とか関係無いし。
むしろ不調と思ったのは今岡が打席にいる時にあんまりランナーがいなかったからなんやね。
ほんま難解な打者ですわ(笑
このホームランが出た瞬間、岡田監督は何回もガッツポーズして喜んでました。
けど、監督の前にいて、一緒にカメラに映ってた矢野はニコリともしませんでした。
打たれたことを反省し、ワイルドピッチになったボールを取れなかったことを反省し、杉山の勝利を消してしまい、打たれたのは全部自分のせいと背負い込んでしまっているような顔でした。
でも、そんな矢野だからこそ、阪神の投手陣から全幅の信頼を得られてるんだなって思います。
矢野様、お疲れだろうけど、あと少し頑張って下さい!!!
重い重いおも〜い試合。
奇跡のような展開で見事勝利を手中にした我らが阪神。
けれど勝ったのに選手の笑顔がどことなくぎこちなかったのは杉山を勝たせてやれなかったからなんだろうな〜。
こんな奇跡の試合、もっとハジけて喜んでもいいのにね。
改めてタイガースの結束力の高さを伺い知ることのできる試合やったね。
今日はその結束力がちょっと悪い方に出てしまったとは思いますが、このチームこそ、優勝チームに相応しいと確信してます!!!!
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