巨人、好投上原を援護できず〈19日のセ・リーグ〉 [朝日新聞]
2006年7月19日 阪神とか野球とか巨人、好投上原を援護できず
スコアは1−0
阪神らしい勝ち方と言えば勝ち方。
けど、今日の上原の調子から言ってよく勝ったなぁ〜という印象も拭えない勝ち方でした。
鳥谷はセンター前の打球でよく走ったし、関本のあの浅い打球でやっぱりよく走ってくれた。
関本の打撃というより、今日は鳥谷の積極性で勝てた試合ですね。
あと福原。
この勝ちで7連勝。
今日はカーブとストレートのコンビネーションが絶妙で、福原自身が言っていたように矢野のリードも抜群で、巨人の打線をキリキリマイさせていた。
2004年前半、やはり福原は絶好調で勝ちまくっていたけど、解説の星野さんが言っていたようにその時よりも大人なピッチングができるようになってきてるという印象を受けます。
2004年の福原は、結局4月以降調子を落としてしまって勢いは無くなってしまったけど、この時とは一味違うかなと思います。
現在阪神の先発陣は目立った悪さは無いんですが、昨季最多勝の下柳にしてもエース井川にしても、すごく良いという感じもありません。
そんな中でのこの福原の飛ぶ鳥を落とす勢いの7連勝。
先発陣の救世主のなれる予感がします。
とは言え、”短期集中型”というイメージがまだまだ抜けない福原、真骨頂はこれからかなという感じもしますね。
前半戦、打線は最悪と言いながら首位中日と1.5ゲーム差につけた阪神。
勢いが無くとも実力で勝てる、昔を鑑みると自力がついたということをひしひしと感じます。
試合になると文句注文が多くなってしまう自分ですが、この内容でこの結果、本当に立派だと思います。
あとは、中日とのマッチレース、阪神の本当の実力を見せられれば、苦手な相手と言えども、大負けは無いと踏んでいます。
とは言え、中日も打線は最悪。
本当の力を出せるのはどちらか、どちらにして面白い盛り上がる
ペナントレースなればいいなと思いますね。
それにしても巨人上原。
内容は最高だった。
コントロール、コンビネーション、打てる気がしなかった。
日本最高峰の投手のピッチングだと思った。
それでも勝てない。
援護が無い。
弱いチームの負け方。
可愛そうだなと思うと同時に、チーム防御率は決して悪くないけど打線がひたすら悪かった阪神の暗黒時代を思い出して切なくもなった。
解説の星野さんが言っていた。
巨人の若手は質は良いけど、飛び抜けてチームの中心になれそうな選手もいない。
主力の力は見劣りするどころか飛びぬけてるんですがね。
ただ、僕の昔の経験からして、負け癖がついたら非常に厄介です。
負けん気の強さを出して、ここからどこまで這い上がれるか、見ものですね。
オールスター明け、後半最初の試練、またしても苦手中日との試合が待ってます。
ただ、現在の阪神は決して下り調子では無い。
自身を持って良い試合を、天王山である試合を見せてほしいですね。
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